鍵開けで母がぼったくりにあった。今更どうこう出来ないので、被害者を増やさないためにも書いておこうと思う。
「鍵が開かない」との母からの電話
先日、息子と私の実家に帰った際、近くのファミレスで夕飯を食べた。食後、母を家まで送り、帰宅途中、母から電話が。忘れ物かな?と思い、車を停車。電話に出てみると鍵が開かないという。
時間は夜21時。外の気温は一桁前半。高齢の母を放置するわけにいかないので、再び実家へ戻ることにした。
鍵はあれど、確かに開かない
鍵が開かないと言ううのはどういうことか?車を停めて、玄関に行き、鍵を受け取って、開けようとすると、確かに開かない。鍵穴に鍵を挿しても、何かがひっかかって、回りきらない状態。無理に回すと、事態の悪化を招かないと判断し、自力での解決を諦める。
地元の鍵開け業者に電話したつもりが。。。
過去鍵トラブルに遭遇したことが無かった私。こんな時にどこに連絡すれば良いかパッと浮かばなかった。そんな時、ふと母が合い鍵を作った鍵屋に電話してみると言う。
合鍵のキーホルダーに付いていた「カギの110番」をスマホで検索。最短5分で駆けつけてくれると言う。それならいいねということでお願いすることに。すぐにオペレーターに繋がり、母いわく、20~30分で到着見込みだと言う。
ただ、40分過ぎても来ない。
到着10分前に連絡が入るということだったのに、30分経過しても、連絡がこない。催促の電話をすると、渋滞にハマっているとのこと。本来なら徒歩でも来れる距離で、周りは住宅街でまったく渋滞するような場所ではない。
これはおかしい・・・・。
母が電話した先は、ぼったくり業者だった
ここで私が疑問に思い、ネットで調べてみると、合鍵を作成した業者とは、まったく関係のない業者に電話をしていたことが判明。。。
本人いわく、カギの110番と検索して、こちらに電話したつもりが
こちらの「街の緊急駆け付け隊(運営:スマイルホームズ)」という業者に電話をかけていた。
グーグルは高いスポンサー広告を払った業者が、上位に表示される。入力した文字よりも優先的に上段に検索結果が表示されるため、これが高齢者にはとても紛らわしい。(後の祭りだけど、私が電話をすべきだった・・・)
サイトには高額なキャンセル料金。これは嫌な予感・・・。
ぼったくり業者到着。費用は開けてみないとわからないと言う
小さな軽の車がやってきた。会社名などの表記はない。作業者はいかつい感じではなく、よくホームセンターの鍵コーナーにいそうなタイプ。対応はそのものは紳士的。遅れた理由は渋滞ではなく、支払い面で手こずっていたと言う意味深な言い回しをしていた。(後からこの意味が理解出来る)意図的に22時以降にして、25%増しの深夜料金を請求しに来た可能性も否定できない。
到着してすぐに実際のカギを見てみると、壊して開けるしかないという。また費用は実際に開けてみないと、わからないとか。その理由は、公安委員会に届けを出さないといけないという謎の説明。費用は上限17万だということだった。
正直この時点で上限の請求をされることは、ほぼ見込んでいた。業者を待っている間に被害者の書き込みを見ていたので。。
17万はどう考えても高すぎる。ただ、日曜日の夜22時。外はとにかく寒い。小学生の息子は翌日学校だし、すぐ帰って寝かせないといけない。母を近くのホテルか自宅に連れて行くことも考えたが、私自身翌日仕事のため、色々と面倒である。。
もう少し具体的な目処は出せないのか聞いても、トラブル防止のためにできないの一点張り。
良心的な業者であることを祈りつつ、母に最終判断を委ね、結果的にそのままお願いすることに。
帰宅後、母からの電話。請求額17万。やはり。。。
母から2時間程度で鍵を破壊して、家に入れたと電話がかかってきた。ただ問題は懸念していた請求額。
上限の17万。
しかもすぐこの場で払って欲しいと言われて、困っているとの内容だった。17万なんて金額、普通その場であるわけない。コンビニで下ろしてもらうか、ネットでやるなら代わりに操作すると提案されたのだとか。
無茶苦茶なので、私が電話を代わり、後日後払いにしてもらうこと、費用が高すぎるので少しでも削って欲しいと食い下がり、最終的に15万弱払うことになった。
今回の料金はあくまで鍵を壊して開けるだけ。部品が無いので、交換は自分でやってほしいとのこと。(最終的に弟がネットで部品を調達し、交換済み。実費6000円。)
明らかに悪質なことは間違いないのだけど、法的には問題ないのが、厄介である。
高額とはいえ、事前に案内された上限内の金額に収まっており、了承のうえで作業をお願いしているので。(この場合、クーリングオフの対象外)
スマイルホームズという会社
どんな会社が調べてみた。
所在地:東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD 7F
銀座の雑居ビルかと思ったら、ただのバーチャルオフィス。店舗もオフィスもない。
ホントかウソかは分からないけど、危険作業費という謎の項目が作業者の取り分だと言っていた。17万の請求から少し金額の調整が出来たのは、この部分は作業者の裁量で決められたから。
サイトで集客し、ぼったくりして、作業を個人事業主的な技術者に丸投げして儲ける仕組みなのかもしれない。
作業料金表。
同じメーカーなのにまったく料金が違う。まったく統一感が無い。あたかも安い料金に見せかけて、特殊扱いで高額料金を請求するのだと思う。万が一安い料金区分で依頼されても、てきとうな項目で請求すれば良いし。またここに載せておけば、訴えられた時も料金を明確してるとか言い訳できる。
この会社ご丁寧にも、消費者相談センターという連絡先を設けていた。国が設置をしている「消費者生活センター(国民生活センター)」とはまったく別物。意図的に分かりづらくして、苦情を自社で巻き取ってしまおうという魂胆なんだろうと思う。
被害にあわないために・・・
今回のような被害に遭わないために、自分なりに考えたこと。
・鍵を無くした場合、どうするかあらかじめ決めておく
・サイトで検索する場合、キャンセル料金が不当に高くないかチェックする
・出来るだけ店舗がある業者に依頼する
・電話番号がフリーダイヤルの業者は注意
1人でも被害者が減りますように。。









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