私の購入したスマートエディションはBOSEではない、ただの純正スピーカー。2022年の年次改良モデルは、他の上位グレードと同様に前後ドア計4スピーカーにAピラーのツイーターが追加され、6スピーカーの構成。
音楽を流した第一印象、純正にしては、かなり音が良い。カーシェアなどで複数の車に乗っているけど、音にこだわりがない人なら、何もしなくても十分満足いくレベルだと思う。
ただ、毎回スピーカーを社外品に替えてきた私にとっては、微妙に物足りない。音がややこもるというか、中高音がやや弱く、解像感がイマイチ。
そんなわけで、スピーカーを交換すれば良いかと、探していたのだけど、CX-8のツイーターをポン付けで加工なしに交換出来そうに無く、あきらめた。（プロのオーディオショップに頼んだらお金かかるし。。）
何とか音質向上の方法はないかと調べていたら、イコライザーの設定でかなり変わるらしく、マネしてみることに。
現行マツダコネクト（通称マツコネ）は、大まかに音質モードの選択が下記、2つある。
・アドバンス
「シンプル」でも音質設定は可能。ただ、「アドバンス」を選択すると、より細かく設定が出来る仕様になっている。ここで「イコライザ」を選択、
よくある一般的な「POP」や「ROCK」などの選択が出てくるので、私はしばらく、ここで「ROCK」を選択していた。（ぱっと聞くと一番よさそうな音に聞こえたので）。
今回の本題は、ここから。メニューを一番下にもっていくと、カスタムと編集が表示される。
ここで、周波数ごとに設定していくのだけど、素人の私にはどう設定したらよい音になるのか分からない。
この周波数の設定について、今回参考にさせていただいたサイトだけでなく、どのサイトを見てもこの2つの設定が取り上げられていた。
⇒iTunesの完璧過ぎる最強のイコライザー設定
・Eargasm Explosion（イヤガズムエクスプロージョン）
⇒プロの音楽家がPerfectに改良を加えた設定
iTunesとマツコネでは設定可能な周波数が微妙に違うので、少し修正を加えて設定する必要があり、それぞれこうなるそう。
Perfect（パーフェクト）
40Hz：＋4
63Hz：＋6
100Hz：＋7
160Hz：＋8
250Hz：＋7
500Hz：＋6
1KHz：＋5
1.6KHz：＋6
2.5KHz：＋7
4KHz：＋7
6.3KHz：＋8
10KHz：＋9
16KHz：＋8
これが同じスピーカーか！と思うぐらい、劇的に音質も音域も変わった。音に厚みがでた印象。
Eargasm Explosion（イヤガズムエクスプロージョン）
40Hz：＋4
63Hz：＋6
100Hz：＋7
160Hz：＋9
250Hz：＋7
500Hz：＋6
1KHz：＋5
1.6KHz：＋6
2.5KHz：＋7
4KHz：＋4
6.3KHz：＋7
10KHz：＋8
16KHz：＋8
※赤字はPerfect（パーフェクト）と違う設定値の部分。
こちらは、気持ち低音が抑えられつつも、ボーカルやパーカッションの音がはっきり聞こえるようになり、とても聞きやすい。低音が強すぎると、最初は良くても途中で疲れてしまうので、私の中ではこれがベスト。
いずれも、設定後に「保存」の選択忘れに注意。（最初これを押さずに戻ってしまって、最初からやり直しになってしまった。。）
カスタム1に「Perfect（パーフェクト）」、カスタム2に「Eargasm Explosion」の設定を保存して、終了。
私だけか、マツコネのコマンダー操作がカチカチっと金庫を開けるような操作感で、何だか面白い。
とりあえずしばらくはスピーカー交換しなくても、当面は我慢できそう。
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