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ドコモの新料金プラン カケホーダイ 得する人&損する人 新旧比較

ドコモが珍しく、他社に先駆けて新プランを仕掛けてきた。ついにやってきた音声定額の時代。

カケホーダイ&パケあえる
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/

無料通話アプリ「LINE」が、低年齢層を中心に
大分普及しているので、以前に比べてインパクトは無くなっているかな。

相変わらず今回も非常に料金体系が複雑。パッと見ただけだと、得するのか、損するのか良く分からない。整理してみようかと。

5/15から予約を開始して、6/1より提供開始。スマホ(Xi)は8/1から新規受付分はすべて新プランへ移行になる。(ガラケーは現行プランと選択制になる模様。)

ドコモの現行通話料金
30秒=20円
1分=40円
10分=400円
30分=1200円
60分=2400円

こうして並べてみると、意外と高い印象。そりゃそう。通話料金は全然下がっていなかったから。

新基本プラン≒新基本料金

早速比較。(すべて税抜き換算。定期契約(=2年契約)前提。)

※補足
・ドコモが発表している月々の平均的な通話料は約1400円。
・元々ドコモ同士の家族間は通話料無料。

スマートホン(Xi)

■現行 743円(通話料は30秒20円。1分40円。)
※現行プランは無料通話分なし。
■新 2700円(通話料は定額)
<得する人>
・月間49分(=通話料1960円)以上、通話する人。
<損する人>
・通話はLINEだけの人、電話をまったくかけない人。(約2000円の値上げ。)
・月間49分未満の待ち受けメインの人。

通話はまったくしないという人は、データプラン1700円という選択肢もあるけど、電話を受けることも出来ないので、電話機として使えない。1台しか持たない人には検討に値しない。

ガラケー(FOMA 最も契約数の多いとされるSSプランとの比較)

■現行 934円(通話料は30秒20円。1分40円。25分までは無料。)
■新 2200円

以前主流であったFOMAのプランは、基本料金によって通話料の単価が異なるので、単純に比較が難しい。

また、基本料金に通話とパケット通信(メール含む)の料金が含まれており、尚更複雑。元々長く話すことを前提ならSSプランより上のプランを
選ぶわけで。

25分まで無料というのは、無料分1000円をすべて通話にあてた場合の計算。(20分=800円、5分=200円。800円+200円=1000円)

<得する人>
・月間57分(=通話料(2214円))以上、通話する人。
※25分は無料分で実際の通話料は超過分32分の1280円。
※FOMAの無料分は未使用分を繰り越したり、家族間で分け合えるので、毎月残りがある人は、損益分岐点が上がる。(もっと通話しないと得しない。)
<損する人>
・電話をまったくかけない人。(約1300円の値上げ。)
・月間49分未満の待ち受けメインの人。

私みたいにメール使い放題プラン(月額743円)で、音声通話はほぼ無し、写真の添付をメールでやりとりしていたユーザーは、今回のプランへ変更すると、とんでもなく料金が上がる。(月額料金に加えて、パケット代が別途発生するため。)

MNPで端末を一括0円で購入し、インターネット/パケットの契約無し、基本料はキャンペーン値引きで相殺、ユニバーサルサービス料のみの契約、俗に言う3円運用なんて方法も出来なくなるだろうなぁ。なかなか、考えられたプランだ。

家庭の固定電話は今後どうするんだろう。今の若い世代がそのまま、持ち上がっていけば、誰も使わなくなると思う。

パケあえるは更に複雑。なんかの金融商品のよう。

 

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memogaki
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