2000年代前半、今から20年くらい前に流行ったファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を題材にした映画。
当時学生だった私。インターネットが本格的に普及してきて、本屋には使い方の雑誌が複数並んでいたのを薄っすら覚えている。
劇場内には中学生や、だいぶ年配の方も多くいて驚いた。ウィニーという言葉すら知らない世代じゃないかと。
映画は著作権をめぐる裁判の話。大きな争点は、ファイル交換ソフトを開発した技術者が罪に問われるかどうかという点。実話を元にしているようで、当時こんなことがあったのかと、勉強になった。
映画のエンドロールで、題材となった当時のご本人の映像が流れる。俳優と見た目のギャップはあれど、かなり強い意志を感じた。20年前に日本からこの技術を発信出来たのに、この国はどうしてこうなってしまうのか残念でならず。
映画そのものはよく出来ているけど、モヤモヤが残る結末だったな。。
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