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【映画レビュー】踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

踊るシリーズファイナル。前作が最後かなぁ?と思っていたので、ありがたき最新作。

個人的には前半80点、後半50点。(ただし、犯人の捕まえ方は30点・・・・。)前作があまりにひどかっただけに、今作は相対的に良かった。

「踊る」らしい上層部との対立が、随所で垣間見れたし、テンポの良い、くらだんギャグ連発だし。緩めるところと、締めるところのギャップが踊るの一番好きなところ。

犯人役である香取真吾は、存在感薄すぎだ。やっぱり黒髪の悪人役は向いていないのか?それとも父親役の設定に無理があるのか?驚かされたのは銃声音だけだった。反面、小栗旬の存在感は高かったなぁ。

15年に渡る壮大なシリーズだけに、館内の客層は幅広い。ファイナルとは分かっていても、終わってしまうのはやっぱり残念。

思い起こせば、一番最初にテレビ放送が始まったのが、私が中学生の時。高校生のとき映画館にいった記憶がある。社会人になっても、すべて観てきたけど、学生のときとでは、視点も考え方も、感じ方も違うなという印象。

社会に出ると、警察でなくても、政治的なしがらみはイヤでもついてくるから。理解したくなくても、うまくやらないとやっかいものになってしまう。

あと率直に思ったのは、部下を抱える立場の青島では、事件にひたすらに立ち向かう熱血刑事の役は、ストーリー的に難しいのかもしれない。ということ。

何だか感情移入が出来なくて、どこか引っかかって、不思議と違和感がある。

ドラゴンボールの孫悟空に似てるかな。息子ができて、孫までできてしまうと、話がややこしくなってしまうみたいに。

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memogaki
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