※2020年3月に完成した我が家の話です
家族で参考完成物件の見学
不動産仲介業者の営業マンから、実際に完成した物件を見たほうがイメージしやすいとの提案で、奥さんと子供をつれて、再度参考物件見学。不動産仲介業者の事務所から、1時間半はかかるであろう距離なのに、わざわざ当時住んでいたマンションまで迎えにきてもらった。もう契約してもらう気マンマンなのが、最初からヒシヒシと伝わってくる・・・。
現地について一通り見学後、奥さんも満足した様子。私と同じで、ローコスト住宅ばかり見慣れていると、細かい部分でお金をかけているのが素人でもよく分かる。
すかさず営業マンから、用意された買付申込書(証明書)にサインをして欲しいようにその場で要求された。
価格交渉。結果は・・・
最初から予算オーバーとわかりつつも、内容によっては決めても良いと思っていた私。しかし、コロナ禍の今と違って、当時は売り出し物件がたくさんあり、周辺でもあちらこちらで値引き合戦が繰り広げられていた。同じ物件は一つしか無いとしても、土地の相場からして、やや割高に設定されていたことに、モヤモヤ感を感じていた。
土地の相場を調べる方法は複数あるけれども、私が1番よく利用していたのは基準地価。このサイトは検索しやすく、わかりやすい。
ダメ元で、その場で価格の相談をしてみるも、「いやー、無理ですよー」と難色を示される。一定額を値引きしてくれたら即決したいと伝え、売主に電話交渉をしてもらうも、回答はNGだった。(普通に考えたら、当然な話。売り出したばかりで交渉の余地がないと言うのが理由だった。)提示価格では踏ん切りがつかず、結局一旦見送りすることを伝える。
実は営業車で参考物件に向かう途中、営業マンが信号無視(黄色が赤か微妙ではあった)でキップを切られる羽目になり、営業マンにとっては散々な日だったに違いない。本当に申し訳なかった。。
不動産仲介業者、営業マンからの電話
1週間後、あの営業マンから再び電話が。物件探しはその後どうかという話の入り口から、値引きしたら、「本当に買ってくれるのか?」というお尋ねだった。
偶然にも商談月が売主の本決算であったことが、関係したのか、3日後の週末に契約を取り交わすこと(手付金200万の用意含む)を条件に売主のと再交渉したいという内容。物件探しに難航していた我が家にとってはまさに朗報。
買付申込書(証明書)の提出、物件申し込みへ
不動産の買い付けを申し込む際は口頭ではなく、書面で意思を伝えることが原則。正式に契約する前に、業界の慣習として、購入申込書(証明書)を不動産仲介業者を通じて送る必要がある。契約書と違って法的な拘束力は無いものの、一度申し込んだら基本的にキャンセルは出来ない。
必要事項を記入して、捺印。
特約条項の「ローン特約」というのは、ローンの審査が通らず、物件を買い付け出来なかった場合に、申し込みを白紙撤回にするもの。一般的な買い物と違い、申し込んだから必ず買い付けが確約されるものではない点には注意が必要。
不動産仲介業者から、売主承諾の連絡。正式に契約へ。
申込書をメール添付送信後、少しすると不動産仲介業者を通じて、売主から契約をしたいとの連絡が入る。ようやく物件の正式契約の運びとなった。
契約日当日に必要と言われたもの
・印鑑証明書
・実印
・手付金
・収入印紙
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