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【建築条件付き土地に建てたマイホーム】その9 無事に契約成立。確認すべき注意点が多い。

※2020年3月に完成した我が家の話です

電車で売主の事務所へ

契約日当日。朝、子供を奥さんの実家に預けて、そのまま売主の事務所に向かう。久しぶりに大きな現金を持って電車で行くことになったので、落とさないかヒヤヒヤだった。(大抵の場合、まとまった現金をATMで降ろす場合は、事前に1日の引き出し限度額をあげておく必要がある。)

建築条件付き土地の契約

参加者は売主(担当者、責任者)、不動産仲介業者の営業マン、私、奥さんの計5名。宅建業法上の重要事項説明を一つ一つ聞いて行く。うちは当日その場で確認したけど、心配な人は前日までに内容を先に送ってもらい、知識のある人に見てもらうなんてことも有りらしい。さりげなく買主に不利な契約になっていないか入念にチェックすることが重要。

重要事項説明書

土地売買契約書。

今回の契約では何らかの理由により、契約を解除する場合、違約金を20%請求されるということを留意しないといけない。

不動産仲介業者から仲介手数料の請求

無事に土地の契約が終了すると、仲介手数料決済の話に移る。建売と違って、あくまで土地に関する仲介なので、仲介手数料も土地部分だけ。中には後日建物代金の仲介手数料まで徴収しようとるする悪徳業者がいるらしいので、注意しないといけない。万が一請求されたら、断固として拒否すべきだと思う。3%+6万円はかなり大きいので。

仲介に関する契約を結び、いつまでに手数料を支払いするか明確にした書類に署名、捺印をした。こちらは不動産仲介業者に後日銀行振り込み。土地そのものに消費税はかからないけど、仲介手数料には消費税がかかる。

※消費税は契約当時8%

工事請負契約を結ぶ(※同日の契約は本来違法)

本来であれば、あくまで土地の契約なので、この後に、どんな建物を建てていくか、打ち合わせをし、契約時に定められた期間内に後日工事請負契約を結ぶ。ただ、業界の慣習なのか、土地契約と同日に請負契約の要求をされることが多い模様。私の場合も同日契約を求められた。(値引きの条件にもなっていたので、事前に認識していた。)土地の契約と同時に行うのは宅建業法上違反であり、一方的に契約を求められた場合は、説明を求めるか、拒否するという選択肢もあると思う。

同日契約をした場合に考えられるデメリット

・建物の仕様に不満があっても、簡単に白紙撤回できない。(違約金発生)
・建物の金額が想定以上になっても、基本的に支払う必要がある。
・建築業者の対応が悪くても、変更ができない。

建築条件付き土地の場合は、建物の参考プラン価格があらかじめ提示されているはずなので、具体的な追加費用が何なのかを明確にしておいた方が良いと思う。我が家の場合は下記費用はすべて建物代に含まれていた。

・建築確認・設計費用
・解体工事費用(古家がある場合)
・地盤調査や地盤改良工事費用
・埋設管新設工事費用
・外構工事費用
・第3者保険料

売主の営業マンから聞いた話によると、我が家の場合、公道と土地の間にガードレール・街路樹がある歩道があったため、これを整備する費用が想定以上に高かったらしい。(この工事をしないと、車を車庫に入れることができない。)請負契約を同時に行う場合は、こういった費用も建物代に含まれているか、確認する必要があるかと。

建設工事請負契約書

標準仕様か、指定オプション以外の工事はお受けできないとある。=自由な設計はできないということ。追加工事は別途清算。当初参考の建築プランでは3LDKとあったけど、1階は陽当たりが悪いため、2LDK+Sとなる模様。ネットなどでは3LDKとして探す人が多いため、募集時はこういった書き方をするんだなと。まぁ、こちらは許容範囲なので、署名と捺印。これで契約成立。

お昼を近くで食べて、そのまま午後に設計士と建物の打ち合わせをすることに。

 

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memogaki
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