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【建築条件付き土地に建てたマイホーム】その6 不動産営業マンと値引きについて。建築条件付き土地を知る。

※2020年3月に完成した我が家の話です

新築戸建ての不動産営業マン

SUUMOで資料請求し、実際に見てみたい物件を内見。この頃は新築戸建て=建売という認識だった。マンション商談時同様、物件を買える人かどうかを判断するために、色々と聞いてくる。(年収と勤続年数、借入の有無は鉄板。)

一昔前なら、近くの不動産仲介業者に条件を伝えて、物件を紹介してもらうのが当たり前だったらしい。今はSUUMOなど、物件紹介サイトで自ら探すスタイルが主流になり、掘り出し物件的なものは無いと考えて良いと思う。

どの営業マンも、「この後、別のお客さんで内見がある」、「先週来たお客さんが買いそうだった」など、あたかも今すぐ買わないと無くなってしまうような、セールストークをしてくるけど、惑わされないように心得て内見に挑むのが正解。また、営業マンが年配になるほど、「売主の社長とは知り合い」、「○○○万は下げられる」など、本当なのか、ホラ吹きなのかよく分からない言動が多かった。

問い合わせ物件だけではなく、他の物件も追加で紹介してくれる。前回の記事でも書いたように、物件サイトに出てくる物件であれば、一部を除き、どこの不動産仲介業者でも紹介できるので、物件ごとに問い合わせるのではなく、良さそうな営業マンが見つかったら、今後その人に物件の情報を伝えて、紹介してもらった方が、ことがスムーズに進むと感じた。

価格交渉が可能な物件

一般的に更地の状態から、売り出しが開始され、建物完成前の物件は強気。逆にすでに建物が完成されて、何ヶ月も売れ残っている物件は値引き可能な含みを持たせることが多い。土地を造成し、何軒も同時に建った場合で、完売まで後わずかの場合、特に交渉の余地がありそうだった。

新築マンションと大きく違うのは、不動産仲介業者は価格の決定権を持っていないこと。売主と買主の間に入り調整を行うのが仕事で、売主にお伺いを立てる立場。闇雲に値引き交渉をしても相手にされないのがオチ。

物件に限らず、3・6・9・12月は決算月となることが多く、価格が出やすいとされる。特に3月は本決算で、時期的には狙い目。

ほとんどの物件が飯田グループの物件だった

最初の頃は、夢のマイホーム的な視点で内見していたけど、慣れてくると、内装や設備が気になるようになる。なんだかどれも似通っているなぁーと思ったら、それもそのはず。内見した物件、どれもアーネストワンというハウスメーカーが建てた物件だった。

アーネストワンはローコスト建築で有名な飯田グループの一社。他に一建設 · 飯田産業 · 東栄住宅 · タクトホーム · アイディホーム · ファーストウッドがあり、このグループのシェア率は相当なもの。賃貸からの住み替えや、設備をあまり気にしない人は検討の余地がありそう。反面、必要最低限の仕様となっていて、こだわりがある人には向いていない。

「建築条件付き土地」の物件に問い合わせ

なかなか条件に合う物件がなく、再びSUUMOで「土地のみ」で探す。しかし、土地と建物がセットになった建売の物件と比べて極端に件数が少ない。建売業者が先に押さえてしまうようで、市場に出回る機会が少ないんだとか。

そこで目に留まったのが、「建築条件付き土地」物件。建物代が含まれたプランが出ていて、建物予算をややオーバーするも、問い合わせをしてみる。

 

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