1ヶ月点検時の走行距離は193km
CX-8の1ヶ月点検を受けてきた。これまでの総走行距離は193km。
平均からすると、かなり少ないかも知しれない。通勤は電車だし、週末天気が微妙な日が多かったので、近場のショッピングモールぐらいの往復だとこんなもの。点検は1時間程度で終了し、不良個所なし。サービスでフロントガラスの簡易的なコーティング?をやってもらった。車両自体は、とても順調で、改めて熟成されているなと感じる。
ミニバン(セレナ)から乗り換えてみて
正直車内に乗り込んだ第一印象としては、ミニバンと比べると天井が低くて、やや閉塞感があるなと思った。ただこれはすぐに慣れる。
最も懸念点だったスライドドアからのヒンジドアについては、慣れつつあるというのいうのが本音。今までボタンひとつでドアが開くので、6歳児の我が子も自分で軽々乗り降りしていたのだけど、しばらくは親が開閉しようと思う。
ヒンジドアは構造的にスライドドアよりも開口スペースが必要なので、狭い駐車場では隣に当ててしまわないか、やはり神経を使う。これは仕方ない。(CX-8は90度近くまで開くので、チャイルドシートに親が子供を抱っこして乗せてあげる場合は、高さ的にもちょうど良いと思う。)
ドアの開閉に加えて、セレナよりもステップまでの高さがあるので、身長低い子供の乗り降りが大変なのは盲点だった。
あとは物理的に、ミニバンのほうが積載量が多い。物を多く運んだり、自転車を乗せる機会が多い場合は、やっぱりミニバンに軍配が上がるかと。
セレナでは余裕だった息子の自転車も、
3列の大型SUVであるCX-8ですら、そのままでは載らない。
セレナと比べると収納も少ない。CX-8だとボックスティッシュをグローブボックスに入れるのも一苦労。
また、セレナなどミディアムミニバンと比べた場合に気になるのが、車幅。これまで乗っていたセレナは全幅1735mm。1845mmという幅は都内の一部道路では冷や冷やすることがある。私の運転技術だと、これをあと30〜40mm超えたら、ストレスになりそう。
不満以上に満足度の高い走行性能
不満をずらずら書きつつも、前車C26セレナとの違いはなんと言っても走行性能。いろいろと安全・快適装備がついているのもさることながら、走りに余裕があるので、運転がとても楽に、楽しくなった。(自分の思い通りに車が動く)
2.5Lガソリンでも加速は不足無いし、都市部のちょっとした登り坂ならスイスイ上がっていく。360度モニターがあるとサイズの割には、駐車もそれほど苦にならない。
単純に走る、曲がる、止まるといった走行性能は間違いなく、ミニバンより高い。
車内の空間を最優先に設計されている箱型のミニバンと比べて、デザイン性の高さも魅力。
ミニバンとSUVでは設計思想が違う。結局、何を優先するかだと思う。個人的な意見としては、子供が小さいうちは子育てに特化したミニバンを選ぶと家族からの不満が少なそう。
マツダコネクトのナビの使用感
現在発売されているマツダ車のナビはすべて、タッチパネル非対応。以前CX-5をレンタルした際もこれが非常に使いづらくて不満であったものの、目的地の検索はスマホのアプリから送信出来るので、慣れてしまえばさほど気にならなくなってきた。表示画面についても、社外ナビ並みに細かい設定が出来るので、大分見やすく、使いやすくなった。
スマートエディションというグレードについて
実質的なエントリーグレードであるスマートエディション。試乗した上位グレードのスポーツアピアランスよりも内装面や装備面でどの程度劣るのか心配していたけど、単体でみたら十分質感高いので、満足。
17インチのホイールも乗り心地が19インチよりも柔らかい。突き上げをうまく吸収している。
後継CX-80の発売は2024年7月との情報
生産終了となったCX-8の問い合わせが未だ多いよう。点検の間に話をしていたら、CX-80の情報がディーラーに落ちてきているそうで、少し情報を頂けた。
今年の夏(7月頃)に発売がほぼ確定となり、懸念されていた全長は5m以内になるのだとか。ギリギリと言っていたので、限りなく5mということなんだと思う。価格は大幅に上がりそう。
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