静岡県長泉町にある「ウィンダムガーデン長泉(旧グッドリゾート長泉ガーデン)」に宿泊したので、その感想。
新東名の長泉沼津ICから車で15分の距離にあるホテル。元々御殿場のホテルを予約していたのだけど、台風の影響により急遽日程前倒し。当初のホテルではかなり高くなってしまうので悩んでいたところ、空きがあったこのホテルを予約。
インターを降りてからホテルに着くまで、建物らしい建物が何もない、林と畑に囲まれた道をひたすら登っていくと到着する。(夜この道を通るのは怖い気がする・・・)
道路左手がホテル、右手が駐車場。
駐車場は100台停められるそうなので、満車になる心配はなさそう。
ホテルの案内が古い名称のまま。変えたほうが良いと思う。
エントランスはまぁまぁ広い。受付をし、施設の利用方法や、カードキーを受け取る。今回は食事が2回付くプランにしたので、食事時間もこちらで調整。朝食は和・洋のうちどちらか選択可能。
館内の案内図。こちらのホテルはペット同伴で泊まれる部屋があり、犬用の施設が充実していた。うちはペットを飼っておらず、鳴き声とかどうかな・・・と心配していたのだけど、C棟に宿泊を限定しているようで、まったく影響なかった。(我が家はB棟に宿泊)
エントランスの横には簡易的な物販コーナーがある。お土産というより、すぐに食べられるお菓子屋や飲み物(アルコールも有り)が中心。全体的にやや割高。ホテルの周りはほんとに何もないので、嗜好品などは事前にコンビニなどで調達するしかない。
一般的な自販機はあり。
ホテル内の廊下。
部屋に入るとまずはこちらで靴を脱ぐ。下駄箱もあり。なんだか、人の家に来たみたいな感覚。
こちらが今回宿泊したお部屋。2つの間取りがあり、今回予約したのは洋室57平米タイプ。もう少し広い和洋室72平米タイプもある。フローリングなので、子供にバタバタ歩かないように伝えるのがやや大変だった。
こちらベッドルーム。標準はシモンズのセミダブル、ツインタイプ。幼児がいる場合、事前に申請すれば、ベッドをくっつけてくれると予約サイトには書いてあった。申請をし忘れてしまったーと思っていたのだけど、取り計らいか、写真の通りくっついていた。両親と子一人なら十分な広さ。
クローゼット完備。
浴衣はもう一つのクローゼットに入っている。子供用は用意がないため、要持参。下に写っているのは金庫。
トイレは独立型で広い。バリアフリーな造り。
コンドミニアム型のホテルなので、部屋にキッチンがついている。ただ、用意されているのは一般的なホテルにあるコップとカップのみで、料理で使えそうな食器や鍋は部屋にはない。
洗面所の写真を撮り忘れたけど、結構広かった。子供用の歯ブラシも用意あり。
ドライヤーは古くて安価なもの。風量弱い。
使わなかったけど、洗濯機もあった。奥さんいわく、乾燥機能か干す場所がないと、使いづらいと。
現時点でWi-Fiが整備されておらず、ネット回線は有線LANのみ。このままではスマホに繋がらない。
スマホの電波が圏外になるという口コミがあり、私は有線LANを無線化するルーターを持参した。
一応ホテルでも用意があるらしい。(数に限りがあるとサイトには書いてあった。)また私は宿泊した部屋ではドコモだと電波問題なかった。
外の眺めを見ようかとカーテン開けたら、レースカーテン汚なし。安いものでもいいから替えたほうがいいと思う。
気を取り直して、オープン。まさに森の中という感じ。虫や鳥の鳴き声しか聞こえない。空気は大変綺麗。こちらからは駐車場や道路が見えないので、ほんとに大自然の中にいる感じになる。マイナスイオンたくさん出ていそう。
最後に部屋のお風呂。外の景色を見ながら入れるような設計になっている。
ブラインドで、外から見えないはずの仕組み。
夜になるとこんな感じ。わかりづらい。
こちらは翌朝撮った参考写真。ブラインドを上げるとこれだけ開放的になる。
どうしてもブラインドがあるとうっとおしいので、安全面を考慮しながら、電気を消して入浴すると盛大に夜景を楽しめると思う。
夕飯はレストラン。
大人はコース料理。本日のメニュー。
一つ一つ料理を説明しながら順番に出される。
こちらは幼児のメニュー。
料理はどれもおいしくて満足度高め。幼児のメニューはボリュームが多すぎではないかというぐらいモリモリ。先に幼児メニューが出されたあと、大人の料理が全然出てこなくて、子供が先に食べ終わってしまう状況となり、ややイライラ感があった。
食べ終わる頃にはすっかり暗くなり、大浴場へ。建物が繋がっていないので、一旦外に出る必要あり。隣といえど、冬は寒そう。
翌日のスケジュールや天気を確認して就寝。うっすら駿河湾が見えて、幻想的な夜景だった。(ガラス越しでうまく撮れず)
朝食もレストラン。
飲み物はセルフかつフリー。
私は和食を頼んだのでこちら。
お盆期間ということもあり、通常に比べると割り増しであったものの、概ね満足。接客も良かった。本音を言えば、所々で掃除が行き届いていなかったり、修繕されていないところがあり、残念だなぁと思うところもあった。この写真を見てもお分かりの通り、外側の窓をしらばらく拭いていないと思うし。
それよりも気になったのは、奥に写っている真新しい建物。建物が出来上がっているのに、照明がなく夜は真っ暗。何なんだろうと調べていたら、こちらのホテルの2号館であることが分かった。
この2号館、建築途中で当時ホテルを運営していた会社が資金難となり、外観だけ完成して放置されている模様。
下記サイトの記事によると、今回宿泊したホテルは元々会員制のリゾートホテルとして開業したらしい。その会員特典がかなり太っ腹な内容だったようで。
この記事の後に当時の運営会社は破綻。会員特典を利用していた実質「住民」が追い出され、現在の運営会社がホテル名を変更して一般のホテルとして開業したのではないかと推測。※未確認。
2号館が開館することはあるのだろうか。普通こんな裏の経営事情を気にして泊まる人はいないだろうけど、なんだか気になってしまった。
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