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【建築条件付き土地に建てたマイホーム】その10 間取りの変更。トイレの配置を悩む。

※2020年3月に完成した我が家の話です

売主の設計士と初対面

午前中に契約を終えた後、午後から建物に関する打ち合わせ。売主は社内に設計士がおり、今後は設計士と打ち合わせをしていく。建築確認申請の関係で、早い段階で間取りを決める必要があると言われた。

当初の参考建築プラン

とくに不満が無ければこのまま間取り変更なしで進む。我が家の変更は下記の通り。

間取りの変更(1階)

実は商談当初から懸念していた車庫の問題。今回契約した土地は18坪弱のいわゆる狭小物件。元々の参考プランでは所有しているミニバン(セレナ)がそのまま駐車できず、図面を引きなおしてもらった。駐車スペースをやや長く取る必要があるため、建物部分をやや犠牲にせねばならず、間取りを大幅に変更。

車庫の奥行きを広げたことにより、玄関がやや暗くなる可能性があるとのことで、明かりをとるための窓を追加してもらった。(赤丸部分)

参考プランの間取りは部屋として使用できるように、南向きに大きめに納戸(サービスルーム)が配置されていた。我が家は3人家族なので、納戸をやや小さくして、南側から駐車場側に移動。お風呂場を南側に持ってきて、洗面所をやや広めに変更。これは洗面所内に置く洗濯機がドラム式だと元々の位置ではやや狭い可能性があるとの設計士のアドバイスもあり。

階段下にあったトイレの位置ややずらし、ドアを開き戸から引き戸に変更。ドアが干渉せず、利用しやすいとのことで。隣には階段下の収納を2つ作ってもらった。

間取りの変更(2階)

狭小住宅のお悩みポイント2つ目。トイレの配置問題。元々の参考プランは、トイレが1階と3階に設置されていた。売主側からすると、LDK部分を広く取った方が、売れやすいからなんだとか。廊下が無いリビングイン階段の構造において、LDKの中にトイレがあることを嫌う人も多いそう。また、寝室の隣にトイレがあったほうが、歳を取った後に夜階段を下りる必要が無いという利点があるらしい。ただ、私も奥さんの実家も、LDKの中にトイレがあり、家族で使用するなら2階にあった方が良いという結論に。

悩んでいると、設計士から、トイレを1階同様に開戸にし、キッチンをI型からL型に変更、隣に冷蔵庫を持ってくるのはどうですか?という提案が。これで決定。

間取りの変更(3階)

トイレを3階から2階に持ってきたので、開いたスペースを大きめの収納に変更。ややいびつであった南側の部屋がきれいな正方形になり、わずかながら、広くなった。

間取りの最終決定

契約前に図面をもらっていて、検討済みであったため、わりかしスムーズに決定した。

あれやこれやと考えるのは大変だけど、自分で決められるのはやはり楽しい。これは建売にはない大きな魅力だと思う。追加費用なく要求をいろいろと叶えてくれた設計士には感謝しかないな。

完全な自由設計よりも、箱が決まっていて、カスタマイズしていくほうがむしろ、建築素人である私には向いているなと感じた。逆にこだわりが強くて、真っ白な状態から、設計をしたい人には建築条件付き土地は向いていないと思う。

オプション料金の話

建物代金に含まれていないオプションについての説明を受ける。設備を豪華にしたり、追加したりする場合に必要な料金。これも以前ショールームに見学に行った際、カタログを頂いていて、説明を受けていたし、大体内容は把握していた。

設計士が無理に追加する必要はないスタンスで、必要が有ればおっしゃってください的な感じだった。オプション料金の価格は全般に割高に設定されている印象。

(余談)マンション販売業者から電話

以前内見をし、先に申し込みをされてしまい断念したマンションの営業マンから電話が。

平たく言うと「売れ残っている部屋があり、当時商談していた部屋の価格まで値下げしたら興味があるか?」と言う内容だった。

実現したら実に400万の値下げ。当時だったら間違いなく契約していただろうけど、土地も建築の請負契約もしてしまったので当然お断り。こういう話があると、請負契約を同時したい売主の気持ちが分かる。ほんと物件選びのタイミングは難しい。(今の生活では戸建てのほうが魅力的なので、惜しくはない。)

 

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memogaki
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